分院「アルプス整骨院」桑内院長のトレイルラン レポート
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分院「アルプス整骨院」桑内院長のトレイルラン レポート

vol.4 第6回 赤城山トレイルランニングレース

大会概要

  • 【開催日時】平成24年10月28日(日)
  • 【会  場】群馬県 国立赤城青少年交流の家
  • 【距離・コース】31km ミドルコース
  • 【制限時間】6時間

コースマップ・高低差グラフ

図版

装備

  • 服装:キャップ、上下ロングスパッツ、ウインドブレーカー、ショートパンツ、シューズ(NB MT10)
  • ドリンク:スポーツドリンク1L
  • 携行食:アミノバイタルゼリー×1、塩羊羹×3

当日天候

雨、気温9℃

結果

  • 記録:3時間53分58秒
  • 総合順位:38位/185人
  • 種目別順位(ミドル男子18~44歳):32位/125人

レース概要

当日は朝から曇り空、天気予報は雨。車で会場に着く少し前から雨が降り出しました。これで今年のレースは全て雨に降られたことに、いつから雨男になったのか・・・
雨でもレースは中止にならないので、気を取り直して会場に入ります。会場は国立赤城青少年交流の家。建物の中で受付を済ませ、適当なところで着替えます。今日の気温、天候だと体は冷えそうだけれど、走って体温が上がって汗をかきすぎても冷えるし、何を着るかかなり悩みました。悩んだ挙句、上下ロングスパッツで走ることに決定。天気がよければ外でウォーミングアップをするところですが、建物の中は選手でごった返していてストレッチ程度しかできない状態。菅平ではウォーミングアップ不足から膝の痛みを発症してしまったので、廊下や階段でできるだけ体を動かします。
スタート15分前までウォーミングアップをして、スタート地点のグランドへ移動。雨も小降りになっていて、これならいけそうな感じです。時間通り9時にスタート。いつものように最後尾からゆっくり走り出します。実は今回のレースはあまりコース図をチェックしていません。そんなにアップダウンがないコースなので、知らないままで楽しみながら走ることにしました。
まずは敷地の周りの散策路のような道を走って舗装路に出ます。適度なアップダウンでウォーミングアップには丁度いい感じ。舗装路をしばらく走ってトレイルに入りますが、シングルトラック(1人が走れるくらいの幅の道)が続き、前が詰まっていてスピードを上げられません。まだ前半だから、と自分に言い聞かせて抜きたい気持ちを抑えてゆっくり走ります。

写真

5km程走ったところで、折り返してきたショート(15km)の部の上位の選手が駆け下りてきました。今回のレースは、ショート(15km)とミドル(31km)が同じコースを走り、ショートは途中で折り返してきます。シングルトラックの曲がりくねった山道、しかも相手は下りでスピードに乗っているので、いきなり選手とすれ違うこともあります。これが結構危ない。すれ違うたびに、後続の選手に向かって「下って行きますよ!!」と叫んでいましたが、どんどん来るのでこれが結構大変でした。
そうこうしているうちに第1チェックポイントの給水所に到着。ここまで9km、約1/3、まだまだこれからです。ここからは熊笹の生い茂る道を下ります。セーブしかったのですが、気持ちがよくてつい飛ばしてしまいました。下りきると今度は舗装路。この辺りからは選手もバラけてきて少なめです。初トレイルレースだという東京の方と話しながら走ります。

写真

ロードが終わると再び山に入ります。ここからが今回のコース最大の上り区間。ここを上りきれば後は基本的に下るだけだったはずなので黙々と上ります。前回のレースの時もそうでしたが、どうも私は下りより上りの方が得意なようで、この上りで数人抜きました。
調子のいいままコース最高地点に到着、ここがちょうど中間地点。ここから3kmはひたすら下りが続きます。レースはまだあと半分あるのは分かっていましたが、もうきつい上りはないのでガンガン飛ばします。下りきって川を渡ると、折り返し地点の第2チェックポイントの給水所なのですが、なぜが直前にめちゃくちゃ急な階段が。まさかのしかけに笑っちゃいました。

写真

しっかり補給をしていよいよラスト12km、来た道を引き返します。帰りのコースは最高地点には戻らず、ショートカットする形でゴールを目指します。20kmを超えてもまだ脚に余裕がありましたが、舗装路に戻ったところでダメージがじわじわ襲ってきました。やはり鬼門は舗装路でした。舗装路の後は熊笹の道を第1給水所まで登り返します。そんなに急じゃないのですが、脚力を温存したいので走ったり歩いたりを繰り返します。給水所で25km、ここからは本当に下りのみ。脚の筋肉の疲労で痛みが出始めていましたが、ここまできたら残りは気にしないで全力で走ります。下り続けて、さすがに脚に限界が近づいてきたかなと思っていた矢先に、急に林が終わって舗装路に飛び出しました。いつの間にか交流の家の敷地に戻ってきていたのです。まさかここまで帰って来ていると思っていなかったので、一気に気が楽になりました。コース図を見ていなくてよかった。最後は舗装路を走って、スタート地点のグランドでゴール。
記録は、3時間53分58秒でした。

写真

ゴール後、マンナンライフのこんにゃくゼリー(さすが群馬)とオレンジジュースをいただきました。じっとしていると雨で濡れた体が冷えてきたので足早に帰り支度をし、近くの日帰り温泉に立ち寄って冷えた体を温めました。
今回のレースは今年最後のレースなので、特に目標タイムや順位を設定せずにレースを楽しむことを目標にして参加しました。結果的に今までで1番走れたので、やはりレースは楽しむことが大事なのかなと思っています。今年の冬にさらに走力をつけて、来年はもっと長い距離のレースに出場したいです。
最後になりましたが、今回のレースも雨の中スタッフの皆さんのサポートのおかげで、レースを楽しめて完走することができました。ありがとうございました。

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