分院「アルプス整骨院」桑内院長のトレイルラン レポート
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分院「アルプス整骨院」桑内院長のトレイルラン レポート

vol.6 第6回 菅平スカイライントレイルランレース

大会概要

  • 【開催日時】平成25年6月16日(日)
  • 【会  場】長野県上田市菅平高原・山岳エリア
  • 【距  離】42kmコース(菅平ラウンドコース)
  • 【制限時間】10時間

コースマップ・高低差グラフ

図版

装備

  • 服装:キャップ、ノースリーブシャツ、ショートスパッツ、ショートパンツ、シューズ(NB MT10)
  • ドリンク:スポーツドリンク1.5L
  • 携行食:アミノバイタルゼリー×1、ショッツエナジーゼリー×1、羊羹×4

当日天候

  • 雨のち晴れ

結果

  • 記録:7時間35分29秒
  • 総合順位:118位  種目別順位(男子30代):35位

レース概要

昨年に続き2回目の菅平。今年はコースが大きく変わり、大まかには昨年までのコースを逆に回るようになりました。さらに最高地点が2207mの根子岳になったことが大きな変更点。この30kmを過ぎてからの最高地点への上りと、その後6kmも続く下りが最大の難関といえます。
レース当日は朝4時に起きて菅平へ出発。菅平に着くとまたもや雨でした。こう雨が続くとそんなにガッカリもしなくなります(ちなみに6/8で雨)。天気予報は午後から晴れになっていたので、昨年のように予報が当たることを願ってスタート位置に並びます。
雨の中、7:00にレーススタート。会場を出て最初の数kmは舗装路。いつもどおり最後尾からウォーミングアップを兼ねてゆっくり走ります。しばらく走ると皆さんが立ち止まっています。前から引き返してくる選手も。どうやらコースが分からなくなったようです。地図を見たり、自分の判断で走って行く人がいたり。しばらくして後ろから係りの人が来て戻るように指示され、無事にコースに復帰。このコースミスは1kmほどだったので気にせず走ります。

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4km地点からいよいよトレイルに入ります。林の中を少し走ると最初の登り。大松山山頂(1649m)までゲレンデの一気上り。急坂のうえに霧で先が見えないので、後ろの女性が「どこまで上るの?」とかなり参っていました。上りきったら10km地点にある第1エイドステーションまで駆け下ります。ここまででウォーミングアップはばっちり。まだ1/4しか走っていませんが、調子は良さそうです。第1エイドで補給をすませ、また山の中へ。15km地点の第2エイドまでは、アップダウンの続くシングルトラックを走ります。この辺りまで来るとかなり選手もバラけてきて、ようやく自分のペースで走ることができました。いいペースで第2エイドに到着。第1エイドからあまり距離がないので、ここは水分補給だけして通過。

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コース図で見ると、ここまでがスタートから西側の部分。ここまではまだまだ序盤といえる部分で、いよいよここからが、スキー場、牧場、2回の2000mのピーク越え、などがある本番の部分になります。
まずはスキー場エリア。広大な菅平スキー場のゲレンデを走ります。緑一面のスキー場の中は気持ちいいのですが、急斜面も結構あり徐々に体力と脚力が奪われていく感じ。先を考えてペースを落として走ります。 スキー場を抜けると今度は牧場エリア。牛がのんびり草を食んだり、寝ていたり。こんな所を走っている人間を不思議そうな目で見ていました。この辺りで太ももの筋肉が硬くなってきた感じが出始めたので、様子を見ながら走り、20km地点の第3エイドに到着。

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今年のエイドステーションの補給食は、バナナ、トマト、きゅうり、梅干、ワッフル、カップケーキ、塩、コーラ、スポーツドリンクとかなり充実していました。去年はレタスがあり、「ランニング中にレタス?!」とびっくりしましたが、今年のトマトはおいしかったです。量も十分あり、毎回エイドに着くのが楽しみでした。トレランは体力の消耗が激しいので、補給が重要になります。その点で、今回のエイドは完璧。スタッフの皆さん、ありがとうございます!!

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さて、ここから本格的な山へ入ります。その前にエイドでしっかりストレッチをして、脚の硬さをほぐしてスタート。まずは「のぐちみずきクロカンコース」を走ります。ここはきれいに整備されておりアップダウンも少なく、気持ちよく走れました。さてここからが問題の1回目の2000mへの上り。あずまや山の中腹まで一気に上り、その後さっきのエイドまでひたすら下り。この上りで脚の筋力をかなり使ってしまい、下りでスピードが出せませんでした。エイドまで戻ってくると、けっこう脚にきています。しっかり補給とストレッチをして最後の上りに備えます。

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いよいよコース最高地点の根子岳(2207m)山頂へ。ここからはミドル(21km)のコースと重なるのでミドルの選手と一緒になります。この上りがかなりきつく、完全に登山です。ミドルの選手もかなり苦しそう。ここをクリアすればもうきつい上りはないと自分に言い聞かせ、やっとの思いで頂上へ。頂上付近は木がなくなり、熊笹が草原のように見える素晴らしい風景。

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しばらく景色を堪能し、気合いを入れ直します。実は本当の勝負はここから。山、牧場、スキー場のゲレンデを越えていく、6kmもの下りがひたすら続くのです。疲労した脚に、これはかなりこたえました。脚の様子をみながら抑え気味で走っていましたが、途中から少しずつ膝に痛みが。痛みをだましながら、なんとか下りきりエイドに到着。ここでもしっかりストレッチをして、できるだけ膝の痛みをとります。

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ここまでくれば残りは2km。しかし、ゴールの前に太郎山という小さな山越えがあります。膝の状態を確認すると痛みをあまり感じないので、意を決して上り始めると疲労で筋肉には痛みがありますが、膝の痛みは感じません。残った体力を振り絞って上りきり、そのままゲレンデの下りに突入。下りを少し走るとやはり膝に痛みが出てきましたが、もう残り1km程度なので根性で走ります。ゲレンデを下るとゴールは目の前。芝生のグランドに入り、ついにゴール。 記録は、7時間35分29秒。総合順位:118位 種目別順位(男子30代):35位でした。去年よりかなり遅くなりましたが、種目別順位はそんなに変わらないので、遅くなった原因はコース変更によるものだと思います。しかし、またまた膝が痛くなったので、練習不足だったことも否めません。今回2回目の出場でしたが、やはり菅平は長くて、厳しくて、雄大で、バリエーションに富んだ楽しいレースでした。しっかり鍛えなおして、来年も出場します。 最後に大会関係者のみなさん、素晴らしいレースをありがとうございました。

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